☆使用例 「タイム推定」システムは任意の距離のタイムを推定するものです。 なお、実際のタイムを保障するものではありません。 計算には最小二乗法を使用しています。 本人の練習量、当日の体調、コース条件、気象条件など、いろいろな要素により実際のタイムは変わります。 また、入力データの数により推定タイムも変わります。 推定タイムはあくまでも目安としてください。 「どの距離が弱いか」を見つけ出すことに利用できると思います。 管理人、弘山晴美さん、高橋尚子さんのタイムで計算してみました。 (ケース1)最近の結果から推定[入力は2点](管理人の場合) 管理人のここ1ヶ月のタイムは 5km: 17分29秒 ハーフ:1時間22分58秒 で、トレーニングを充分行って実力を発揮できればフルマラソンでどのくらいのタイムが出せるのかを推定してみると。 選択/入出力 距離(m) 時: 分: 秒 推定タイム ■入力1 5000 0 17 29 ■入力2 21098 1 22 58 □入力3 □入力4 □入力5 出力 42195 2:55:35 推定タイムは2時間55分35秒。 サブスリーも決して無理ではないということになります。 しかし、ここ数ヶ月長い距離の練習をしていなかったので、結果は3時間19分でした。 つまり、短い距離のタイムから長い距離のタイムを推定する場合は、充分なトレーニングが必要になります。 (ケース2)最近の結果から推定[入力は2点](管理人の場合) 管理人のここ数ヶ月のタイムは 1km: 3分 2秒(練習時のタイム) 5km: 17分29秒 で、トレーニングを充分行って実力を発揮できれば1500mでどのくらいのタイムが出せるのかを推定してみると。 選択/入出力 距離(m) 時: 分: 秒 推定タイム ■入力1 1000 0 3 2 ■入力2 5000 0 17 29 □入力3 □入力4 □入力5 出力 1500 0:04:43 推定タイムは4分43秒。 そして、結果は4分44秒でした。 推定タイムを計算する距離が入力データ2点の間にある場合は、ある程度正確に推定できると思います。 (ケース3)ベストタイムから推定[入力は5点](管理人の場合) 管理人のベストタイムは 1500m: 4分26秒 3000m: 9分37秒 5000m: 16分46秒 10km : 35分 5秒 20km :1時間14分22秒 で、トレーニングを充分行って実力を発揮していればフルマラソンでどのくらいのタイムが出せたかを推定してみると。 選択/入出力 距離(m) 時: 分: 秒 推定タイム ■入力1 1500 0 4 26 ■入力2 3000 0 9 37 0:09:31 ■入力3 5000 0 16 46 0:16:35 ■入力4 10000 0 35 5 ■入力5 20000 1 14 22 出力 42195 2:48:08 推定タイムは2時間48分8秒。 しかも3000mおよび5000mはもう少し早いタイムを出せたと推定できます。 ですがベストタイムを出したのがかなり前のことなので、この推定タイムは「タラレバ」と思ってください。 (ケース4)ベストタイムから推定(弘山晴美さんの場合) 弘山晴美さんのベストタイムは 800m : 2分 6秒 1500m : 4分11秒 3000m : 8分50秒 5000m : 15分 3秒 10000m: 31分22秒 フルマラソン:2時間22分56秒 で、フルマラソンのタイムはどこまで出せるのかを推定してみると。 3000m、5000mの記録から推定すると 2時間19分14秒。 3000m、5000m、10000mの記録から2時間22分38秒。 3000m、10000mの記録から 2時間22分45秒。 5000m、10000mの記録から 2時間24分11秒。 フルマラソンのタイムを推定する場合は、より長い距離のタイムを優先したいので、2時間20分を切るのはかなり難しいと言えます。 (ケース5)ベストタイムから推定(高橋尚子さんの場合) 高橋尚子さんのベストタイムは 5000m : 15分21秒 10000m : 31分48秒 ハーフマラソン:1時間 8分55秒 30km :1時間41分57秒 フルマラソン :2時間19分46秒 で、フルマラソンのタイムはどこまで出せるのかを推定してみると。 実はどのパターンで計算しても遅いタイムで推定されてしまいます。 つまり、高橋尚子さんの場合は5000m、10000mのベストタイムが現在の実力ではないと言えるでしょう。 管理人 風間洋 |