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☆2002/04/15 大和田稔さん、ボストンマラソン参加報告(その7) ●4月16日(火) ニューヨークへ 手早く荷物をまとめて、集合場所のフロントに行くと、待合い時間に1時間早かった。だからといって、走りには行けない。ホテルの売店でスポーツ新聞を買い、昨日の大会の記録を見る。自分のタイム、順位を小さな活字から発見し、昨日の走りを、ちょっと悔やんだ。仕方のないことだけど・・・。新聞でみると最終ランナーは14400位で、5時間39分11秒になっていた。大会の発表によると、スタートラインを通過したのは、14832人(男子9390人、女子5442人)で、そのうち日本人の参加者は117人だったらしい。 少し時間があったので、昨日のゴール地点を見に行く。ゴールゲートは撤去され、ゴール前の観覧席もほとんど片づけられていたが、ゴールラインだけは、まだ、残っていた。祭りの後の寂しさを感じさせる。ゴールラインは幅1mぐらいのテープを道路に貼ってあるもので、今、考えると端のほうを少しちぎって来れば良かった。甲子園の砂のように・・・。 天気は、また春先とは思えないような暑い一日になりそうなだった。本当に昨日は涼しく走りやすくてラッキーだった。ボストンローガン国際空港を10:00のコンチネンタル航空で立ち、ニューヨーク・ニューアーク国際空港には11時過ぎに無事到着する。ボストンを飛び立つときには、9.11のテロ事件の事が頭をよぎり、どのゲートからの飛行機だったのかと考えたりしたので、無事に降り立ったときには、正直ホットした。 ニューアーク国際空港は、ニューヨークに3つある空港の一つであるが、ニューヨーク州ではなく、となりのニュージャージ州にある。 ニューヨークと言えば、マンハッタンであるが、ニューヨーク市内5つの区の一つである(他の4つはスタテン島,ブルックリン,クイーンズ,ブロンクス)。 まずは、ツアーのバスで市内観光。市内といっても、マンハッタンだけだが。 ハドソン川を渡り、マンハッタンに約40分で入る。まず、9.11の事は、まだ記憶に新しいが、バスの車窓から、ワールド・トレード・センター・ビルの崩壊現場を見た。現場はグランド・ゼロと呼ばれているようで、地上部はすっかり片づいていが、地下で工事用の大型重機で、作業が続けられていた。曲がった鉄骨の十字架が立っていて、痛々しい。この現場は、見学用の展望台がつくられており、そこに行くには、整理券(無料)が必要だが、バスからの車窓の方が現場に近い。 グランド・ゼロのちょっと先がバッテリー・パーク。地図を広げると、マンハッタン島の左下の角のあたり。あまり、広くない公園で、ここでバスから降り、遠くの自由の女神は見るだけ。 ニューヨークは、日本でいうと青森県あたりに位置するが、むっとするような暑さで30℃(現地は華氏表示なので90何度か)は越えていた。沖縄あたりと言われても信じたと思う。この異常に高い気温は、我々のツアーに合わせたように高くなったらしい。こちらでは、春先に突然気温が上がり、真夏のようになることをインディアンサマーと呼ぶらしい(インディアンの突然の襲撃にあったことになぞらえて)。 昼食でのビールが旨かった。 公園内では、写真や絵などのパネルが売っていて(10ドルぐらい)、ワールド・トレード・センター・ビルに飛行機が突っ込んでいる写真があったのにはビックリ。商魂たくましいと言えば、それまでだが、買う人がいるのだろうか。 ツアーバスの市内観光は、マンハッタンを碁盤の目のような通りを、南側のロワー・マンハッタンからダウンタウン、ロワー・ミッドタウン、ミッドタウン、アップタウンのセントラルパークを通り、ミッドタウンのグランド・ハイアット・ニューヨーク・ホテルまで、マンハッタンを反時計回りに車窓から眺める。 テレビや雑誌等で聞いたり見たりした通りやビルなどが目の前にあり、正直、不思議な感じである。ウォールストリート、ニューヨーク証券取引所、トリニティ協会、ブロードウェーイ、5番街、7番街、タイムズスクエア、国連本部ビル、セントラルパーク、メトロポリタン美術館・・・・。 通りは車で渋滞しており、タクシーが多いのが原因とか。町中で映画の撮影もしていた。特に珍しい事では無いが、映画の題名とか出演者などは絶対に教えてくれないそうだ。映画と言えば、「スパイダーマン」が、ワールド・トレード・センター・ビルを登るシーンをテロの影響で撮影のやり直しがあったため、公開が遅れたらしい。見たいと思いながら、まだ、見ていない。また、市内の電器屋は、ほとんどマフィアが経営しているのでトラブルが多いので入らないようにと注意された。 グランド・ハイアット・ニューヨーク・ホテルにチェックインしたのが、夕方。ミッド・タウンのE42st.の賑やかな所だった。フロントは高級ホテルの雰囲気だったが、29階の部屋は煙草臭く、エアコンは年代物で、がっくり。ボストンのホテルの方が良かった。 日が暮れて、オプショナルのニューヨーク・ナイトツアーに出かける。 エンパイアステートビルは近くだった。入口の手荷物検査があり、空港とまったく同じだった。エンパイヤステートビルと言えば、小学校の図工の時間に、厚紙で工作したことを覚えている。できばえは、覚えていないが、その頃から名前は知っていた。70年も前に建てられて、エレベーターは大丈夫なのか不安だったが、時代を感じさせないで、心配無用だった。 エレベーターを乗り継げば、102階の展望台まで行けるが、時間が無く、86階の展望台を一回り。絶景だが、ワールド・トレード・センター・ビルが、あった方角が気になった。 夜の街を車で走ると、何処を走っているのかわからなくなる。 ブルックリン橋を渡り、イースト川をはさんでブルックリンク区から、マンハッタンの夜景を見る。ワールド・トレード・センター・ビルが崩壊してから、夜景が暗くなったらしい。 ブルックリン橋をまた渡り、マンハッタンの東側、イースト川沿いを北上し、ホテルに戻る。疲れてビールも飲まずに寝てしまう。 つづく・・・ |