☆2002/02/11 合田佳弘さん、勝田全国マラソン参加報告

 開催日:2002年2月11日(月)
 11:00スタート(フルマラソン)
 久しぶりの勝田マラソン!
 勝田マラソンは自分にとって思い入れのある大会です。というのも92年から走り始めて93年に初めて10kmというレースに出た大会であり、その5年後の98年に初フルマラソンを経験した大会だからです。
 私が走ることに興味を持ったのはバルセロナオリンピックで有森裕子選手の走りを見てからなのですが、今回、第50回記念大会で有森選手がくることを知り、大会の案内が来た次の日にはエントリーしました。
 それまで、怠けていた体に「喝!」を入れ、練習を開始しました。

 【大会前日〜レース開始前まで】
 大会前日は、茨城にある家内の実家に前泊させてもらい、準備を整えました。
 前日なので特に練習はせず、ストレッチのみ行いました。
 大会当日は、朝、餅を3つとけんちん汁を1杯頂き、8:30頃出発。
 9:00前には、会場に到着し車を置いて受け付けを行い、風間さん、峯尾さんと合流。
 その後、私は有森裕子選手を見に開会式へ参加しました。弘山晴美選手も招待選手で来ていました。
 10年前始めてテレビで見た、有森選手を生で見れてとても感激し、これから始まる42.195kmのドラマに向け、改めて「よし、やるぞ〜!」との思いが込み上げてきました。
 今回は、風間さんがペースメーカーをしてくれるとのことなので、キロ4分30秒で行くことをお願いしました。坂口さんとも会い、お互いに健闘を祈りつつ、坂口さんは陸連登録者のため先頭の方へ、そして私達は3時間〜3時間30分の列の前の方へ移動しました。

 【レース】
 さすがに7,000人のランナーが商店街に並ぶとかなりすごい。
 沿道では私の家内が応援してくれて、風間さんと共にスタートの合図を待っていました。
 AM11:00。いよいよスタート!
 街の住民や家族の応援に押され、1歩1歩、歩き出す。
 スタート地点まで、1分45秒かかりました。その後も商店街を抜けるまでゆっくりペースで、前を押さないように気をつけて走り出し、33m道路に出るとようやく開放された気分になりました。
 風間さんと共に自分のペースへ持っていこうとしましたが、まだまだ混み合っているため全然ダメ。
 ペースがつかめずあせっていると、風間さんが「始めはこの位のペースでいいんじゃない?」と言われ、この一言で冷静さを取り戻しました。
 後半の落ち込みでいつもタイムが悪くなるんだから、まあいいか、と開き直ることができました。
 5km通過。約26分。(グロス)
 この5kmまでの沿道の応援はほとんど切れることがありません。
 「ガンバレー!」、「あと38kmだぞ〜!」と旗を振ったり、拍手したりと「本当にすごい〜っ!」の一言です。街をあげての大会であることがよくわかります。
 その後、自分のペースへと持っていき、10kmを通過。
 「あれ?給水所ってあったっけ???」と風間さんと不思議に思っていました。後で調べた所、11km以降5km毎にゼネラルテーブルと書いてあり、全然チェックしていなかった自分に反省。
 しかし、特にのどが渇いていたわけでもなかったため、ちょっと安心しました。
 15kmを通過するころ若干の起伏があり、20kmまで順調に通過。
 身体の異常をチェックしてみましたが、特に疲れを感じる所もなく、呼吸も比較的楽でした。
 ここで、ウィダーinゼリーのエネルギーインを1/3程、補給し、後半へのスタミナ持続作戦を決行。
 エネルギーも補給したし、さあ頑張るぞー!と気合を入れなおしました。
 ちょうど中間点になり、自分の時計を見ると1時間38分。「おお〜っ!!倍にしたら3時間16分だ〜っ。」とゴールもしていないのに気分が急上昇。
 しかし、すぐに「まだ30km以降のペースダウンがある」と現実の世界へ引き戻しました。
 22〜3km付近で、並走していた風間さんが私の後ろにつきました。
 「おや?」と思いながらもしばらくして、後ろを振り向くと少し距離が開いているのがわかりました。
 「トイレにいくかも・・・」と言っていたのを思い出し、気にせず自分のペースを維持しました。
 ここからは一人旅です。
 そして、25kmを通過。
 常磐線の高架を登り、降りた頃から少し脚が重くなったきたのがわかりました。
 ここからが勝負だな、と感じていました。
 サブスリーランナーの坂口さんが脚が動かなくなってきたらピッチで走ったり、意識を別の所にもっていくと良いと言っていたのを思い出し、重くなった太ももに集中している意識をふくらはぎや足首、つま先などまだ大丈夫そうな部分に意識を集中させ、脚を動かすようにしました。
 そうしているうちにどうにか30kmを通過。
 そろそろいつものペースダウンか?と思いながら、さっきの意識分散作戦が成功したのかストライドがあまり狭くなっていないのがわかりました。
 ここまでくると抜かす人も少なくなってきましたが、いつものレースより桁違いに抜かされる人も少なく、自分の調子良さを改めて感じました。
 35kmを通過し、しばらくすると33m道路です。
 ゆるやかな起伏がかなり脚にきて、ペースが落ちてきました。20km以降、5km毎に補給していたエネルギーインもなくなり、スタミナ切れ寸前です。
 それでも、狭くなったストライドを何とかピッチでカバーして、40kmを通過。
 あと、2kmだとの思いとPM2時10分から有森選手のサイン会が始ってしまうとの思いが、最後の力を与えてくれました。
 ラストスパート!!!
 「結構、脚上がるじゃん!!!」
 その後は、十数人抜かし、ゴール手前原っぱの50〜60m。
 目の前に3人のランナーがいました。
 「抜かせ〜〜〜〜〜っ!!」との指令が頭から全身に行き渡り、さらにスパート!
 あっさり、3人抜かしてゴール前の時計を見ると「何っ!」
 時計は3時間15分台を刻んでいました。
 「よっしゃ〜っ!」とガッツポーズで感動のゴーーーーーーーール!
 自己ベスト更新だ〜。

 【レース後】
 ゴール後、既にサイン会は始っていました。
 弘山選手と有森選手の前には、すごい人だかりになっていて、自分もゼッケンにサインをしてもらうつもりでいましたが、とても無理だったのであきらめました。
 しかし、家内にお願いしていたので念願の有森選手のサインはGet!

 【感想】
 今回、風間さんがペースメーカーとして走ってくれ、最初の5kmのラップをセーブしたのが最大の勝因かもしれません。いつもオーバーペース気味に入ってしまう状況をうまくカバーしてもらいました。
 ありがとうございました。
 「次のレースが大変だよ。」との言葉通り、自分もそう思いました。
 次回は、荒川市民マラソンです。
 できることなら、更にベスト記録を更新したい所です。
 有森選手のサインももらい、閉会式の後、ストーカーのように式場の裏手で待ち伏せし、握手もしてもらいました。
 うれしさ3倍の勝田マラソンでした。

 【レースペース】
 自分の時計のラップタイムです。

 スタート地点   : 1分45秒(ロスタイム)
  5km     :24分14秒
 10km     :22分13秒
 15km     :22分45秒
 20km     :22分41秒
 25km     :22分20秒
 30km     :22分41秒
 35km     :22分48秒
 40km     :23分52秒
  ゴール     :10分05秒
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       3時間15分24秒

 正式タイムは、
 合田、3時間15分22秒。
 坂口さんは、2時間54分58秒で、またもサブスリー。
 風間さんは、最近は仕事が忙しくて練習がほとんどできず22kmが限界だったらしく、その後脚がつってしまい3時間56分38秒の結果となりました。
 峯尾さんは、10kmの部で46分23秒でした。

 【レースに向けて行ったこと】
 今回のレースは、自己ベスト更新を目標に掲げ、いくつかレースに向けてやったことがあります。
 大した事はやっていませんので、参考程度に見てください。

@持久力を養成するため、週末は20km以上の距離を走った。土曜、日曜の合計を30〜40km以上にするようにした。(持久力養成作戦)
Aスピード練習を少しした。普通の練習はジョグで最後の1キロだけ3分50秒位まで上げて終了した。(これ以上は上げられなかった)(スピード養成作戦)
Bスタミナ切れが早いので、栄養補給時間を20km付近に早めた。(今までは25km位で補給していた)(スタミナ持続作戦) C腹筋、背筋、スクワットを1月から毎日50回行った。(筋力アップ作戦)
D1月からはどの距離もレースペースでの練習をした。(レースペース浸透作戦)
E体重を4kg減量した。(10月は66kgあった)(減量作戦)
Fレース近くになったらひじきの料理など鉄分、ビタミン、ミネラルなど栄養面を意識したものを食べた。(体質改善作戦)
Gストライドを伸ばすため、寝る前は必ずストレッチをした。(柔軟性強化作戦)
H風間さん、坂口さん、森屋さんなどランナー仲間と情報を交換し、お互いに刺激し合って、家族の協力を得て、常に高いモチベーションを維持した。(モチベーション維持作戦)
I有森裕子選手にサインをもらうぞ!(PM2:10から開始)と心に誓い走りつづけた。(追っかけ大作戦)

 私の場合、これらのことをやったら、3時間15分という、うれしい記録がでました。

 【ランナーとして】
 今回のレースは準備を万全にしたせいか、なかなりいい感じでラップを刻むことができました。
 しかし、レースとなると自分だけでは走りきることができません。
 他の大会もそうですが、勝田マラソンでは大会が用意したゼネラルテーブル以外にボランティアの人達のテーブルがかなりあります。
 1km毎にでもありそうな位で、坂道の途中で飴やチョコレート、バナナやお茶、水、スポーツドリンクを配ってくれます。
 更に冷却用のスプレーなども走る人のために用意している人もいて、本当にうれしく、勇気付けられ、元気がでて、ありがたいと思う大会です。
 こういう人達なくして、マラソンは走れないな〜といつも思っています。
 私は、テーブルにあるコップは片手でとりますが、手渡しのものはできるだけ両手でとることにしています。
 片手で取ると滑ったり、渡してもらう人にかけてしまうからです。
 また、必ず「ありがとう!」とか「いただきます!」といった言葉をかけ、絶対とはいえませんがコップは必ずごみ箱に捨てるようにし、道端に捨てないようにしています。(バナナの皮を道に捨てる人もいます。絶対許せない!)
 市民ランナーの中には、当たり前のようにコップをもらい、エリートランナーのようにところ構わず捨てる人もいるようですが、大会の運営方法に問題がある場合もありますが、私も含め市民ランナー達は、もう少し自分たちの行動を考え、反省すべき点がいっぱいある気がします。
 特にフルマラソンともなると給水は不可欠であり、ボランティアの人たちがいなければ運営を含め、成り立たない大会でもあります。本当に感謝します。ありがとうございました。

 最後に、勝田マラソンのように街をあげて応援してくれる大会に参加できたことは、とてもうれしく、また来たいなあと思いました。